2018/01/03 リライト
新海誠監督の
アニメ映画「君の名は。」
11月4日にWOWOWシネマでテレビ初放送ですね。
この映画見ましたか
どうしてこんなに人気なのか?
マスコミが煽るブームにあまり流されたくないですが
実際にこの映画を見て・・・・
感動!
映像とメリハリのある音楽のリズム感がとてよくマッチ、謎めいたストーリーにぐいぐい引き込まれ何回も見ていまいそうでした。
聖地巡礼
見終わった時、映画のことを、もっと知りたくなりました。
宮崎監督の作品をはじめ、どんな作品もモデル(舞台)となった場所や話があります。
「君の名は。」の場合
- 三葉が住む町(糸守町)は、岐阜県の田舎町
- 宮水神社は、飛騨山王宮日枝神社(岐阜)
- 瀧が通う高校は、基街高校(広島)
- 瀧がデートの報告を三葉にした歩道橋は、信濃町駅前(東京)
- 瀧が三葉に会いに行くのに利用した駅は、飛騨古川駅(岐阜)
- 瀧のバイト先は、『カフェ ラ・ボエム 新宿御苑』(東京)
- 瀧が糸守町のことを調べた図書館は、飛騨市図書館(岐阜)
- ラストシーンで瀧と三葉が再会した階段は、須賀神社(東京)
と、映画シーンで使われた場所が判明していて、聖地巡礼として訪れる人が後を絶たないですね。
すばらしい映画を見ると、自分自信があたかも映画の中にいるような気分になります。
また、映画の舞台で使われた場所も、実在するなら、とても興味がわきます。
「君の名は。」の聖地、ぜひ行ってみたい、と思いました。
しかし、大阪にはなし。
そして、どれも遠すぎる・・・。
交野市がすごい
ところが、発見しました。
大阪に、「君の名は。」の元ネタの土地があるというこを。
まさに、この映画のストーリーの元となったような言い伝えが、大阪の交野市にありました。
実際の映画の舞台は岐阜や東京ですが、ストーリーは間違いなく交野市に思えてなりません。
交野市は昔、その一帯を交野ヶ原といい、そこに隕石が落下したという伝説あり。
その交野ヶ原は、日本における七夕伝説の発祥の地なのです。
このことをネットで知りましたが、地元民ながら、全く初耳で驚きでした。
そういえば、交野市やその隣の枚方市には「天の川」とか「星田」といった
何となくロマンチックな星にまつわる地名があります。
地名は土地の特色を表していることが多く、やはり何かありそうな。
言い伝えでは
交野市の機物神社に祀られている織姫と枚方市の観音山公園にある巨石「牽牛石」が、年に1度(7月7日)に天の川(天野川)に架かる逢合橋で出逢い逢瀬を楽しむ。
とあります。
この七夕の言い伝えと隕石落下の話が合わされば、「君の名は。」のストーリーに、そっくりではないでしょうか。
動画でも木内氏の講演内容は、まさか!? といった内容で、思わず聞き入ってしまいました。
隕石が地球に落下したときのエネルギーは計り知れないです。
一瞬にして全てが 無 になるレベル。
そんな隕石がその昔、交野ヶ原に落ちて町が吹き飛んだらしいです。
関西最大のパワースポット
星田妙見宮。
この神社は、
隕石落下のときにできたクレーターのへりあると言われています。
本当なのでしょうか・・・。
行きました、星田妙見宮
星田妙見宮は、かなりへんぴな場所にありました。
大阪市立附属植物園の比較的近くの住宅街の外れです。
いきなり急な上り階段が現れ、山の奥へと進みます。
それまでの住宅街の風景から、まさかの急変です。
ひたすら上りという感じで、やっと星田妙見宮に到着しました。
山頂というか、切り立った尾根のような場所にあり、守口市方向に視界が広がっていました。
北斗七星の垂れ幕がかかった星田妙見宮。
その前に広がる眼下の景色、
ふつう思い浮かべる神社とは、まるで違う不思議な感覚。
具体的にはうまく表現できません。
しかし、社の前に立った時、そして振り返って眼下を見渡した時、鈍い私でも何かを感じました。
不思議です。
おわりに
映画「君の名は。」の実際のシーンに重なる風景はありませんでしたが、社やその周囲がとても神秘的で、映画後半のイメージにつながる感じはすごくしました。
昔、空から隕石が落ちてきて、その衝撃で盛り上がったクレーターの壁の部分。
実際に行ってみると、ここなんだ、と納得です。
機会があるなら映画を見ていなくても、
行ってみる価値はありです。
夜なんかはとてもロマンチック・・・。
ちょっとパワー強すぎて、ゾクッとするので私は行けません。