◆大阪城、ノルディックウォーキング講習の話し
実は年末ころからずっーと肩が痛いです。
腕を上げると痛い、ズボンのお尻ポケットの財布に手を回すと
痛みます。
俗に言う四十肩、五十肩というやつか・・・。
整骨院では炎症がどうのこうの、と言われ暇をみつけて通いましたが
だらだらと時間が経つだけで、ろくに改善しないです。
加齢もありますが、運動不足だと思います。
明け方に、ちょろっと趣味のブロンプトンに乗ったり
ラジオ体操ていどでは、運動不足解消には追いつきません。
しかし、腕が上げづらいというのは、
本当にキツイ!
お風呂に入ろうとシャツを脱ぎかけても激痛です。
体がいうことをきかなくなると、老人が引きこもってしまう
気持ちが何となく分かりました。
整骨院の先生に聞くと、このての肩痛の原因は
- デスクワークで猫背ぎみになった姿勢の悪さ
- 肩甲骨付近の筋肉が凝り固まりガチガチ状態
が原因とのことでした。
肩甲骨まわりをほぐすのが一番良い
と言われましたが、それが痛くてできないから来てるのに・・・。
最近は、肩だけでなく首まで痛くなり、
枕を使って寝ると首が痛くてまともに眠れなくなってきていました。
私は昔から肩甲骨付近が固く、
背中側で合掌のヨガのポーズは神業にしか思えません。
ここにきて、一気にガタが来た感じです。
ガチガチ肩甲骨、どうにかならないものか?
いつまでもこんな状態はごめんです。
ネットで調べました。
要は、肩甲骨をほぐせばいいと。
巷で言う、肩甲骨はがしというやつです。
YouTubeをみながら、肩甲骨はがしのストレッチをしましたが
続きませんでした。
とにかく、痛くて。
そして行き着いたのが
ポールウォーキング
ノルディックウォーキング
です。
大阪城公園でも、ランニングに混じって、
たまに見かけます。
両手にスキーのストックのような杖を持って歩いている人。
これまで興味も関心も全くありませんでした。
しかし調べてみると
- 消費カロリーは、ウォーキングの1.4倍
- 全身の90%の筋肉を使う全身運動
- 体幹の強化
- 特に上半身、二の腕のシェイプアップに効果あり
- 肩や首の血流が良くなりコリがなくなる
- 肩甲骨の可動域の拡大
- 姿勢が良くなる
- 腰痛予防
など、良いおと尽くめなのです!
特に肩や首のコリの改善と肩甲骨の可動域拡大という点に
注目しました。
◆すぐにAmazonでポール購入
悪い癖で、ポールの種類やメーカーなど特に調べず
レビューのみを頼りに3千円程度のポールを買いました。
商品到着の翌朝から、早速、ポールウォーキング開始です。
歩き方は、YouTubeを見て、見よう見まねです。
とにかく、ポールウォーキングは初体験です。
腕の動かし方など、最初はポールのせいで違和感がありました。
しかし、30分も歩くと慣れてきました。
足だけで進むのではなく、全身を使って進むという感じです。
そのため、体中のスジや筋肉が適度に伸ばされ
全身のストレッチをしている心地良さがあります。
また、プールでの水中ウォーキング的な
全身運動感も感じました。
2~3日、ポールウォーキングを早朝に続けたところ
歩き終えた時は、肩の痛みが少なくなり、動かし易くなってきました。
手応えありです。
最初はポールウォーキングをしていて、
少し人目が気になりました。
ウォーキングをしている人は多いのですが、
誰もポールウォーキングをしていないからです。
チラ見の視線を感じました。
しかし、そんな事はともかく、ポールの効果がすごいんです。
背中や股関節などが延びてとても気持ちが良く
血流の違いも体感できます。
全身運動です。
同じ貴重な時間を使って歩くにしても
だだラジオを聞きながら歩くだけなんて、もったいないですよ!
と本当に思います。
ポールを使う歩き方に慣れてくると、どこに行くにも
ポールウォーキングがしたくなって来ました。
なぜでしょう。
全身運動がどうのこうのより
楽なんです、歩くのが。
ポールを地面につく位置により自然に歩幅が増え、
楽に早く前に進むからだと思います。
それなのに疲れない。
快感です。
◆ノルディックウォーキング講習に行ってきました
まずポールウォーキングとノルディックウォーキングの違いについて。
簡単にいうと運動量が違います。
使うポールも少し違います。
ノルディックウォーキングの方が、ポールで体を強く押し出し
進む速度も早いです。
ポールウォーキングが初心者用で、ノルディックが上級者用のような感じ。
ポールの違いは、グリップ部分のストラップ形状が違います。
ノルディックの方が、手とポールとの遊びが少ないです。
開いた手を握るだけで、即グリップがしっかりと握れるように
調整されています。
何日かは、YouTubeの動画を見ながら、
見よう見まねでポールウォーキングをしていました。
しかし、もう少し詳しく知りたいと思い
大阪城公園でのノルディックウォーキングの講習会に行ってきました。
参加した講習は、インストラクターの指導のもと
ノルディックウォーキングの初歩を教えてくれるものです。
10年のキャリアをもつ女性インストラクターによる、丁寧な指導です。
参加費は千円。
ポール持参は500円引きです。
基礎的なことから応用編まで、実に丁寧な指導で、
和気あいあいとした雰囲気。
知らない者同士がすぐに打ち解けて楽しかったです。
講習に参加した収穫は
- ノルディックウォーキングのグリップの握り方
- ポールを地面につく位置によって運動量が変わる
- 普通に歩くよりも、格段に健康に良い
などなど。
ポールの握り方は、
ポールで地面を蹴り腕を後ろに振った時は
グリップを握っていた手を放す(ぱーの状態)
そして、
後ろに振った手を前に戻してくる時に
グリップを握る(ぐーの状態)
というのが基本とのことです。
ですから手は、ポールのグリップを握る放すを
繰り返します(ぐー ぱー ぐー ぱー)
この手の動きをすることで、普通のウォーキングでは
歩いた後に手のひらがムクミがちですが、それがおこりません。
2時間弱の講習ですが、実際の動きをインストラクターの方から
直接教わることは、ともて有意義でした。
ポールを使ったウォーキングは、若者から老人まで
それぞれに応じた運動が可能で
リハビリ現場でも注目されているようです。
参加者の中にも、病気の後遺症で、
最初はポールを握るのが精一杯だったのが
後遺症が分からないまでに超回復された人がいました。
また女性にも良い運動の理由として
- 取れにくい二の腕のぷるぷる解消
- ランニングで発症しがちな胸垂れがない
- バスト、ヒップアップ効果
がとても期待できる点です。
◆本格的に始めたくなりました
一度体験してみれば、ノルディックウォーキングや
ポールウォーキングを常にしたくなってきます。
歩くのが、楽しくなります。
必然的に道具(ポール)にも興味が湧いてきます。
インストラクターの方のおすすめのポールは
LEKI
というブランドでした。
このメーカーのものは、耐久性、アフターサービス共に
間違いなし、と。
またポールの素材は、カーボン製やアルミ製等がありますが
カーボン製は3万円弱と値段が高いです。
梅田にある石井スポーツに行き、ノルディックウォーキング用の
ポールを見てきました。
置いているポールの種類は少なかったですが、ありました。
なんと、全てLEKI製のポールでした。
店員さん曰く、やはりカーボン製はバランスが良くて使い易い
とのことでした。
私が狙っているトラベラーカーボンというモデルの値段は
27,500円でした。
10年は使えますから、と店員さんの悪魔の囁きが怖いです。
ノルディックウォーキングを経験すると、
常にポールを持ち歩いて使いたくなります。
実際インストラクターの方も、買い物に行くにも使いたい、
というほどです。
ポール自体、安いものはAmazonで三千円ぐらいからあります。
ウォーキングをされている方は、一度トライされても損はないと思います。
最初は人目が気になるかの知れません
しかし、健康は何ものにも代えがたいですね
(*´∀`*)