ダッチオーブンが久しぶり
暑かった8月が終わったかと思うと、朝晩が急に肌寒い感じですね。
夏の間は暑すぎてダッチオーブンは使う気がしませんでしたが、久しぶりの出番です。
私の定番の男料理、
今回は、 「キャベツ煮」です。
本来は、キャベツをまるまま1個使った、丸ごとキャベツをしていました。
しかし、みんなの意見を取り入れ、キャベツはカットするようになりました。
見栄えはキャベツ丸ごとの方がいいですが、カットした方が味が染み込んで断然おいしい、食べやすい!
料金 約740円
材 料
①、キャベツ 半玉 90円
②、鶏胸肉 1枚 220円
③、ジャガイモ 3個 120円
④、にんじん 2本 70円
⑤、玉ねぎ 2個 80円
⑥、にんにく 3個 60円
A、トマト缶 1個 99円
B、ケチャップ 適量
C、固形コンソメ 2個
D、塩コショウ 適量
E、ウスターソース 適量
F、サラダ油 大さじ2
調理開始
今回のメインの食材です。
いつもは10インチのダッチオーブンに強引にキャベツ1玉と鶏肉2枚を押し込んでいましたが、それだとやはり完成品の量が多すぎます。
そこで今回は、写真のキャベツと鶏肉を、それぞれ半分の量だけ使いました。
1、まず鶏胸肉から。
小さめの一口サイズに切ったものを、にんにくのみじん切りと合わせ塩コショウを適度にふります。
この写真、肉が少し黄色いのは、使い残しのカレーパウダーがあったので振ってみました。
2、サラダ油大2をフライパンに熱し、先程のにんにくと鶏胸肉を投入。
強火で表面に焦げ目をつけて、旨み成分を肉に閉じ込めます。
3、次はキャベツ。
半玉のキャベツをダッチオーブンの上で鷲掴みにし、包丁で適当にざくざくカット。
包丁の切れ味がいいとすごく楽しい、1分でカット終了。
4、残りのジャガイモ、にんじん、玉ねぎを大きめにカットして投入。
5、入れ終えた野菜の上からトマト缶1缶すべてとコンソメ2個を入れます。
水分は野菜から出るので入れなくてもいいですが、トマト缶に半分水、残りのトマトと一緒に入れます。
6、ウスターソースとケチャップは、後からの味の調整用です。
最初からコテコテだと、加熱中に焦げやすいです。
これで仕込みが完了!
次は火の準備
他人にこの様子を見られると、かなり変なヤツと思われます。
それでも私はベランダでします。
たまには使いたい、お気に入りのグッズ。
アメリカ製のファイヤボックスという焚き火コンロと、ヤフオクで買った中華製のシングルバーナー。
シングルバーナーは、トランギア製のパクリ商品ですが、値段の割にいい仕事をしてくれます。
収納すればとてもコンパクト。
だけど、丈夫でタフなヤツ。
ファイヤボックスはたためばハガキサイズですが、広げるとこんな感じ。
ステンレスの肉厚が厚いので丈夫なのです。
だから
10インチのステンレスダッチオーブンが問題なく乗ります。
火加減は弱火が基本。
ゆっくり長時間が旨さの秘密ですね。
最初はこんな感じだったものが、
約2時間後。
日が暮れてきて、辺りは暗くなりました。
鍋からグツグツと食欲をそそる匂いが、遠慮なしに付近一帯に広がっています。
少し気が引けます。
そして、完成!
今回も、適当な調理でしたが、ダッチオーブンマジックに助けられました。
トロトロです。
中央のチーズは、後からのせて少し炙って溶かしました。
最初はキャベツで鍋の上まで具材がきていましたが、キャベツなどが熱でしぼんでこの状態です。
スープの殆どは野菜からの水分。
いつもはキャベツが熱でしぼんでから追加して一玉全部使ってましたが、半分の量でも十分でした。
残れば多分、ルーを入れてカレーになります。
おわりに
以前はル・クルーゼを使っていたこともありましたが、やはり少し小さいです。
それに雑に使うとホーロー剥がれの原因になるので気を使います。
ステンレス製のダッチオーブンの良いところは、錆びないところ。
雰囲気のある鋳物製のダッチオーブンもいいですが、メンテナンスが面倒。
総合的に考えるとステンレスが普段使いもできてお得です。
サイズ的には、10インチはおすすめです。
フィールドで使う場合、焚き火などで高温になった時、チキンの丸焼きなど、肉が鍋の内面に接していると、そこが熱で焦げやすい。
なので、少しでも隙間が空くように10インチは欲しいです。
それ以上になると重たすぎて大変です。
手を滑らすと、流しのシンクが凹みますよ。