2017/09/16 リライト
夏は特に出番が多い
私にはスキカルという名前が馴染み深いのですが、今はカットモードと改名したパナソニック製のベストセラーバリカンを愛用しています。
ネットでは、慣れたら自分で散髪(セルフカット)は簡単だという記事を読み、私にも出来ると思い込んでいました。
セルフカットをすれば散髪代がうくし、大衆散髪店での時間待ちの煩わしさから解放されるのが魅力でした。
しかし、私にはハードルが高かった。
前や横は出来ても、鏡を見ながらの後頭部カットがきついです。
左右逆のため、なかなか思うように手が動きません(((;°▽°))
今は子供の散髪と、自分では延びてきた時のスソの微調整に使っていますが、いい感じです。
すでに何台もカットモードが買える以上の元を取りました。
おすすめです。
すぐにバリカン代は回収できます。
子供の散髪は、バリカンでささっと短めにカットして、あとはスキバサミを使って適当にごまかせば、何となくうまく仕上がるのが不思議です!
私と同じように、子供の散髪、あるいはご自身の毛の微調整にカットモードを使っている人は多いのではないでしょうか。
バッテリーは劣化します
使えば手放せなくなる便利なカットモードですが、内蔵のバッテリーの劣化が早いように思います。
劣化したバッテリーは、交換が必要。
パナソニックに問い合わせたところ、メーカーでのバッテリー交換は
税別で3,000円
とのことでした。
更に送料と1週間が必要です。
相場が分からないので、安くもなく高くもなく、といった感じでしたが・・・。
試しに自分でバッテリー交換をした場合をネットで調べると、
交換用バッテリー 432円(送料165円)
なんと、約600円で交換可能なことが分かりました。
しかも簡単に交換できるとなれば、自分で交換を選びます。
このお店でまとめ買いして送料を抑え、ヤフオクで倍くらいで売ってるようですね^^;
なのでヤフオフは高いです。
交換に必要な道具は、
小さめの プラスドライバー
のみ。
では作業開始
まず、肝心のバッテリーですが、普通の電気屋では見かないタイプです。
手っ取り早くネットで買うのが安くておすすめです。
上記のでん吉さんでは、他のバリカンのバッテリーも手広く扱っています。
今回バッテリー交換を行うバリカンは
カットモード
型番 ER-GF80
外すのは小さめのプラスネジのみです。
見えているネジから順番に外します。
まず、バリカン歯を外してすぐ見える2本と、充電コードの差込口の1本の合計3本のネジを外します。
使用後の掃除が適当なので、いろいろな場所に毛が入り込んでいます。
前側の2本を外したことで、バリカンの顎の部分のカバーが外れます。
続いて、新たに見えた2本のネジを外します。
この部分のネジを外すと、本体を覆っている大きなカバーが外せます。
ネジを外しても内側から爪で引っかかっています。
力を入れて隙間を開けた部分に、マイナスドライバーを差し込んでこねると簡単に外れますよ。
この大きなカバーを外す際、カバーがパリッと外れた反動で、写真の
黒いコの字型
のパーツも外れませんでしたか?
念のため、元の状態の写真を下に追加しておきます。
外側の大きなカバーを外すと、更にカバーが現れ、赤丸の合計8本のネジを外します。
すると電源とモーター部分が現れます。
シンプルな構造です。
潰れようが無いほどです。
新品のバッテリーに交換して下さい。
長い電極のプラス側が外れないように注意です。
交換が終われば、これまでと逆の手順でネジ留めすれば完成です。
ついでにケーズ内の髪の毛もハケなどできれいにしておきます。
作業時間は、約30分です。
Proタイプの充電バリカンも、バッテリーは上記のショップで手に入りますので、自分で交換ができますよ。
やってみれば意外と簡単な作業なのです。
3,000円プラス送料を払って、わざわざメーカー修理がバカらしくなることでしょう!
追 記
この記事を見て、自分でバッテリー交換をしてみよう、と思ったあなた
作業前に次のことを、まず確認お願いします!
私のバリカンのバッテリーは完全にヘタっていましたが、あなたのバリカンのバッテリーはヘタってない可能性もあります。
充電したにも関わらず、バリカンがすぐに動かなくなる。
いつもバリカンの元気がない。
この場合、バリカン刃の点検を最初に行って下さい
- バリカン刃に髪の毛が挟まっていませんか?
- バリカン刃に油をさしていますか???
バリカン刃には注油が必要です、ほぼ絶対に。
油切れで可動部がガチガチの可能性があるのです。
これが原因で刃がすぐに止まる、或いは動きに元気が無いという症状を引き起こしているのではないでしょうか。
まず、ブラシで掃除したバリカン刃の、左右に可動する部分を指で左右どちらかの端まで動かして下さい。
次に可動部分から指をパッと離した時、ピョンとセンター部分に戻れば問題ありません。
もしも勢いよく元に戻らないのであれば、油切れです。
上部写真の赤矢印は、可動部が左右に動くためのレールです。
ここに油分がないとバリカン刃がつるつると左右に動けません。
仮にスムーズさが無くなっていても、油をさし、指で10秒くらい左右に動かしてやると油が馴染んでスムーズに動くようになりますよ。
刃の油切れによる動きの悪さを、バッテリーのヘタりと勘違いしがちです。
バッテリー交換前にぜひ確認して下さい。
刃につける油は専用品をおすすめします。
肌に触れる部分ですし、お手元の電動シェーバーにも使えます。
シェーバーも、これまで注油したことがないなら、刃の動きや音が見違えるレベルで変化しますよ。