安くて簡単、満足度大。パソコンデスクをDIYする方法(マイデスク編)

2017/09/11 リライト

 

自分の領土を確保

前回は、イケアの小型デスクを子供用にリメイクしました。

www.marorosoba.co

 

今回は、自分用のパソコンデスクが欲しくなりDIYしました。

 

IKEAなどで買うより、自分の好みでアレンジができます。

そして、安上がり。

 

以前はIKEA製のものをよく買っていました。

しかし、引越しの時にバラすとネジ穴付近などが弱りがちで、再利用ができない物が多かったです。

木製といっても、おがくずをボンドで固めたような再生木材?が多いからでしょう。

 

引越し屋さん曰く、IKEAの家具は引越し屋泣かせ、と言っていました。

やたらと重たいだけでなく、外したネジを締めなおそうとすると、ポロポロと合板が崩れネジが効かないことが多いらしいです。

 

 

だからDIY!

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DIYと言っても、私はズブの素人。

ホームセンターで切ってもらった木材を、電動ドライバーでネジ打ちするだけです。

シンプルなものしか作れません。

 

狭い我が家の空間を、いかに有効利用するか。

構想を練るのが、意外と楽しいです。

しかし、何をするにも、我が家にとってはまず、断捨離。

 

モノが多く、ガラクタのために高い家賃を払ってます。

 

 

柱が命 (in コーナン)

収納棚やカラーボックスを買うのもいいかと思います。

ニトリのA4カラーボックスはお気に入りです。

他のメーカーのものに比べ、かなり丈夫で棚板のアレンジも素晴らしい。

汎用性が高いです。

 

今回のPCデスクも天板部分は

ニトリの2段式のA4カラーボックス

に乗せています。

 

机としての高さがちょうどいいのと、何といってもA4サイズが使い易い。

そして、有効面積アップため、天板の上にも丈夫な棚を作ることにしました。

そのため棚板を支える丈夫な柱が必要です。

柱さえ立ててしまえば、そこに横板を渡せば棚ができます。

 

しかしうまくいくのでしょうか。

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柱といえば

  2×4(ツーバイフォー)

の角材です。

この長さや、もっと長いものでもかなり安いです。

どこのホームセンターでも手に入るのがいい。

 

このツーバイフォー材を突っぱり棒のようにして、天井と床の間に固定して支柱にします。

 

ツーバイフォー材を天井と床に突っぱらすには、前に

  • ディアウォール
  • ラブリコ

を使いまいした。

 

突っ張る力は

 ディアウォール 〈  ラブリコ

のように思いました。

ディアウォールは突っ張り力はあっても、力をかけると、コマのように横回転しそうですね。

 

 

突っ張り力でいけば

  • ウォリスト

が最強かと思います。

ジャッキアップのような突っ張りが、なかり強力そうです。

 

ウォリストを使いたかったのですが、却下です。

コーナンで、

  1個 1,380円

これ4つで5,000円越えは痛いです。

既製品の机より高額になっては意味がない。 

 

 

 

そこで今回

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 ツーバイフォー材アジャスターを使いました。

  色付き   300円

  色なし   229円

と、圧倒的なコスパですよ。

4つ買っても1,200円は助かります!

 

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今回の主な購入品です。

ツーバイフォー材アジャスターは、後から全て白色に変更しました。

写真右端の黒い四角ものは、滑り止めマットです。

アジャスターを付けた逆側に貼り付けると、がっちりとグリップして滑りません。

 

材料が載っているパイン材は

  縦 30cm 

  横 120cm

  厚さ 1.8cm

棚板に使います。

  

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いろいろな種類の金具があります。

パズルのようにうまく組み合わせると、

壁一面の壁面収納棚も簡単そうですね。

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ツーバイフォー材などのカットは、店の機械で切ってもらいます。

自分ですればまっすぐ切れず、長さも揃いません・・・。

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ホームセンターのコーナンでカットしてもらう場合、スマホ用コーナンのアプリがあります。

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アプリ内の「お役立ち情報」のお役立ちマークをクリックすると、10カットまで無料クーポンがありますよ!

おすすめです。

 

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カットが終われば、その場でやすりがけ。

自宅でするには大変です。

板などの角やササクレをきれいにします。

 

 

自宅での作業

買った材料を持ち帰って来ました。

早速、塗装です。

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木工には定番の

 BRIWAX 

  色は、アンティークマホガニー

透き通ったような艶がとてもきれいで、見た目が倍くらい良くなります。

今回は、全てにこれを塗ります。

濃すぎず薄すぎず、自分的にはお気に入りのカラーです。

 

スチールタワシで塗ると、スポンジ使った時のようにボロボロになりません。

布切れだと染み込みが多く、塗料を浪費しがちです。

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がんがん塗っていきます。

BRIWAXは液垂れが無く、天気が良ければ30分もすれば乾きます。

乾燥後、布切れで擦るときれいな艶がでてピカピカになります。

長年磨き込まれた家具のような風合い。

無色の木材と比較すると、高級感の差は歴然です。

BRIWAX、最高。

 

 

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この天板にもBRIWAXを塗ります。

 

天板のサイズは、

  60cm ☓ 120cm

   厚さ 1.8cm

天板の奥行きは60cmありますが、奥行きが

  20cm

  30cm

2枚の板を並べて、下から1☓4材をあててネジ止めしています。

天板は大きくなればかなり高額です。

幅が狭い板を並べて大きな一枚板に仕上げ、デスクマットを敷けば継ぎ目も全くきになりません。

 

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アジャスターでガッチリ突っ張ります。

このタイプでも十分に強力な突っ張り力で、柱のグラつきはありません。

 

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上の段の棚板も取り付け完了です。

水平器を使い、縦横共にできるだけ水平に固定します。

 

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棚板の下側です。

丈夫な金具を使い、想定外の重さにも耐えれるようにします。

 

 そして、

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 完成です!

 

 

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アンティークマホガニーの実際の色は、もう少し薄いように思います。

もっと濃い色のBRIWAXにするとアンティーク度が増しますが、部屋が少し暗い感じになります。

 

柱のせいで少し圧迫感がありますが、柱にフックをネジ止めすれば鞄やハンガーも掛けれてとても便利です。

イスに座るとなかなかいい感じで大満足。

 

 

 

おわりに

総費用は、約6,000円でした。

柱と棚板がメインの材料ですが、しっかりした厚めの金具が以外と高かったです。

組み立ては、約2時間ほど。

棚板を水平にネジ止めするのが、なかなか面倒でした。

 

ツーバイフォーを買う時の注意は

  • 曲がっているものは絶対買わない
  • ひび割れがないか全ての面を確認する
  • 節の部分は固くてネジが通りにくいので節が少ない木材を選ぶ
  • できれば木目が美しいほうがいい

以上を注意して、じっくりと選んで下さい。

今回のアジャスター金具を取り付けるのに、ツーバイフォー材の長さを

天井から床までの高さより

   6.5cm短く

カットしましたが、6cm短くでもよかったです。

 

全体的なまとまりはさておき、棚板にプリンター等を置いても

ビクともしませんし、更に重さをかけても棚板のたわみも無しです。

今後、さらに使い易いように手を加えていきたいと思います。

 

みなさんもいかかでしょうか。

やってみれば、意外と何とかなります。

既製品を買うより満足度は高いです。