なに隠そう私は、発酵食品マニアです。
ぬか漬けはもちろん、納豆も大好き、過去記事の乳酸キャベツも
飽きない適度に食べています。
ちょっと匂いがあったり、すっぱかったりする物が何となく美味しい。
あなたは納豆は好きですか。
発酵食品は、微生物の力で、元の食品の何倍にも栄養価がアップしています。
納豆は納豆キナーゼという血栓と溶かす成分が多く、高血圧防止効果がすごい
とか。
相対的に、発酵食品を食べ続けることは健康にはとても良いのは、
今更言うまでもありません。
甘酒をつくる
以前、一時的にブームになりましたね、甘酒。
私の家の近所のスーパーでも、甘酒コーナーができていました。
テレビのでも、檀れいさんや平子理沙さん、道端アンジェリカさんなど、
美肌自慢の女性たちが愛飲していると言ってました。
甘酒も麹菌を用いて作る発酵食品の仲間です。
体にいいことは分かっていますが、やはり毎日の継続が大切ですね。
私も以前は、スーパーで買ったりして飲んでいました。
しかし、これが意外と高くつくのです。
いつも飲みたい私としては、ここは一つ自作して、
低コストで美味しいものを沢山飲みたいと考えました。
甘酒の効果など
甘酒が体にいいのは何となく知って聞いていますが、何に良いのか。
調べてみると、
- 必須アミノ酸やビタミンB群、オリゴ糖などが豊富
- ヨーグルトに勝るとも劣らない栄養価
ビタミン類(ビタミンB1・ビタミン B2・ビタミンB6)、食物繊維
オリゴ糖、アミノ酸類、
必須アミノ酸、葉酸、パントテン酸、 ビオチン、ブドウ糖
よく分かりませんが、全部入り。
結局、毎日飲むと、
- 疲労回復に効果 大
- 美肌効果 大
が目立つ効用です。
飲む量は、一日にコップ一杯が適量。
やはり三日坊主ではなく、毎日飲むべきですね。
早速、作業開始
私は基本的に面倒くさがりなので、簡単な作業のものしかしません。
甘酒つくりも、もちろん簡単です!
仕込みができれば、後は時間が解決です。
ダッチオーブン料理みたいですね。
【材料】
残りご飯 350グラム(1合分)
米麹 100グラム
水 400グラム(約2カップ)
以上です。
【備考】
- 仕込みが終わってから、約8時間かかります。
- 今回はアルコール分がない米麹を使った甘酒です。
- 麹の種類は、乾燥・生のどちらでもOK。
- 保温鍋か保温ポットを使います。
- 麹100%で作る甘酒もありますが、コストダウン対策として私は残りご飯を使います。
- 100均の温度計があれば便利です。
麹を100グラム・・・(今気付きましたが、計量間違ってますねッ!!!)
生麹の保存期間
冷蔵で 約20日
冷凍で 約3ヶ月
乾燥麹は、常温でいつまでも保存可能。
ただし麹の元気度は生が上です。
お鍋に、ご飯と水を全部いれ火にかけます。
加熱時の注意ですが、
温度 60~65度
がポイントです。
麹は60度くらいが一番元気に活動します。
70度を超えると、菌が死んでいきます。
残りご飯を使う場合、予め電子レンジでチンしておくのがいいですね。
60~65度にしたお粥のようなご飯に、麹をいれます。
乾燥麹の場合は、麹がかなり水を吸います。
水加減は、ご飯がひたひたになるぐらいがおすすめです。
鍋の温度を適温の範囲内に調整します。
投入した麹はしゃもじ等でご飯によく混ぜて下さい。
はい、おしまい。
サーモスの保温鍋に移せば、作業完了です。
何かと便利な保温鍋ですが、保温ポットなど代用できるものがあればいいのです。
要は、ご飯の温度を60~65度に保つのが目的です。
後は放置。
とはいうものの、今回は作った量が少なく早く鍋が冷めるので、
2回加熱し直しました。
8時間が経過し、完成です。
麹菌の働きで、麹と米が分解され、ふにゃふにゃのどろどろ状態です。
※実際は、もっと溶けた状態になります。
計量段階で麹を測り間違え、100グラムのところ、50グラムしか麹を入れてませんでした・・・。
味を確かめると、微糖といった感じでしたが美味しいです。
麹をもっと沢山入れていれば、より糖化が進み甘く仕上がっていたはずです。
50グラムの麹でも、甘酒ができるんですね^^;
さらに、
先程のままでも、何ら問題はありませんが、私はここからバーミックです。
より滑らかにして飲み易くするためです。
完成しました。
好みの問題ですが、クリーミーな感じです。
分量は、
出来上がったものを、試しに500mlのペットボトルに入れてみました。
鍋にご飯と麹を入れ、水加減をご飯がひたひたに浸かる分量でこれになります。
この状態は少し濃度が濃いです。
市販品のようにストローで飲もうとすると、出来たてのマックシェイク並に
吸えません。硬いです。
よって、水等で好みに薄めて下さい。
しかし、出来たてのツブツブ状態の甘酒をスプーンで食べるなら、
丁度いい硬さだと思います。
たくさん甘酒を作って長期保存する場合、甘酒の味が変化する可能性があります。
甘酒は発酵食品で、出来たてのままでは菌が生きて元気に活動しています。
そのままの状態だと、いろいろな菌が繁殖して味が変化します。
それを防止するのが、火入れです。
方法は、完成した甘酒を鍋でひと煮立ちするだけです。
これで菌の活動は停止します。
栄養価的には落ちそうな気がしますが、市販のものは火入れされてますね。
おわりに
いかででしたか。
材料さえあれば、作業時間は10分ほどで、後は、ほぼ放置で完成です。
たったコレだけの作業で、安くて美味しい甘酒ができるなら最高だと思いませんか。
こうして作った甘酒を、あなたも私も毎日コップ1杯飲めば、
ピチピチもちもちの美肌だけでなく、全く夏バテしないタフな体に変身することでしょう!